健康診断はどうして必要なの?ワンちゃん・ネコちゃんは人間の約4倍のスピードで年をとっています犬の場合は、成犬になると小型・中型犬で1年に約4歳、大型犬は1年に約7歳のスピードで年齢を重ね、中・高齢期を迎えていきます。
猫の場合は、成猫になると1年に約4〜5歳のスピードで年齢を重ね、中・高齢期を迎えていきます。
いつまでも子どものように可愛らしく元気に見える愛犬・愛猫も、年齢を重ねるにつれ外見からは見えない変化を迎えているのです。
人間同様、ワンちゃん・ネコちゃんも高齢化が進んでいます獣医療技術の進歩やフードの質の向上により、犬・猫の平均寿命が延びています。
しかし寿命だけが長くなっても、長い闘病生活を送らせることはよくありません。
ご家族さまにも愛犬・愛猫にも大きな負担がかかります。
ワンちゃんは我慢強く、ネコちゃんは本能的に不調を隠そうとします人間であれば自分自身で「少しお腹が痛い」「だるい」等、体調の変化に自分で気づくことができ、早めに受診することができますが、話すことができない犬・猫はそうはいきません。
深刻な状態になるまでご家族さまは病気に気が付けないことが多いです。
ネコちゃんには元々怪我や病気を周囲に気付かれないように隠す習性があります。
ご家族さまが目に見えて不調が分かる時には症状が進んでしまっていることが多いです。
健康寿命延伸のためには、定期的に健康診断を受診し、小さな変化を見逃さないこと大切です。
0歳から年に一回健康診断を「健康診断は必要ですか?」「健康診断はいつ受ければいいの?」という質問をよく受けます。
先天的な病気を見つけるためにも、0歳のうちに健康診断を受けていただくことをお勧めします。
元気なうちから全身の健康なデータを蓄積しましょう異常が見つからなかった場合でも、健康な時のデータを蓄積することは大切です。
集めたデータに変化が出てきたら、いち早く精密検査を行い病気の早期発見につなげたり、食生活や生活環境の見直しを始めるなど疾病予防に役立ちます。
7歳以上のワンちゃん・ネコちゃんには年2回の健康診断を推奨半年に1回の健康診断と言うと、多いと感じるご家族さまもいらっしゃるかもしれません。
しかし私たち人間は毎年健康診断を受け、前回の数値と比較をしながら変化を見つけます。
犬・猫も同様に、中・高齢期を迎えていく上で、定期的に総合的な健康状態を知り、記録することが大切です。
犬・猫は人間の約4倍のスピードで年をとります。
急速に進む加齢によって起こる外見からはわかりにくい変化を見つけるためには、半年に1回受診いただくことをお勧めしています。
個体ごとに異なる健康な時の検査の数値や状態を定期的に確認することで、大切な家族である愛犬・愛猫の病気の早期発見・早期治療を実現していきます。
動物病院へ連れて行くのが難しい場合は尿検査からどうしても動物病院へ連れて行くのが難しい場合は、採尿いただき、尿だけを病院へお持ちください。
尿から見つけられる病気はたくさんあります。
たとえば腎臓疾患や尿路結石、膀胱炎等、元気でも症状が進行している場合があります。
まずは尿検査だけでもおこなってください。
猫を病院へ連れて行く工夫猫は犬に比べ、ケージに入るのを怖がったり、動物病院へ行くのを嫌がるケースが多いです。
0歳のうちから動物病院へ足を運ぶことで、少しずつ慣れることができます。
当院では猫専用の待合室・診察室を設けています。
待機中バスタオル等で覆うと更に安心してお待ち頂けます。
キャリーはプラスチックがお勧めです。
麻や布などでできたキャリーは猫が爪をひっかけてしまい、さらに嫌がってしまいます。
猫がキャリーに入りたがらない場合、キャリーの中で食事をあげる等して慣れさせましょう。
猫を洗濯ネットに入れ、キャリーに入れると尚安心して診察を受けることができます。
100円ショップなどで粗めのネットを購入してください。
移動中の車の中ではキャリーにバスタオルや毛布をかけてあげましょう。

毎年リーズナブルに検査ができるキャンペーンをおこなっています。
健康診断キャンペーン
posted by たかた動物病院 at 00:00|
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